春は汽車に乘つて

雨時折蔭。夜は結構な降り。父病院。幾らか落ち着いて茫然としつゝも自分から何かを喋らうとする氣配あり。／自由民主黨の總裁が次で變はるとすれば未だに加計に拘る野黨聯が其の變化に置去りにされるのが眼に視ゑて終ふ様で心許なく感ず。福山辻元邊りを當座の人柱にして若手の野黨政治家は先へ進むのが良策かと。安倍憎し反與黨で熱くなつて終ふ議員は期待薄なのでもう見切ることが要。

桜桃忌。蔭時折霽。母父病院徃。／關東でも先週より千葉縣を中心に地震が續く。併有馬高槻斷層帶が動いたのは四百廿弐年前の慶長伏見地震以來と謂ふ話。阪神淡路地震でも動かなかつたものがいまになつて動くのが地球の摩訶不思議である。／塀の管理に關しては問はれる點であらうかと。在るものを壊して新しくするのが頭で考ゑて口で謂ふほど容易くないのも判別らなくはないが地元辻元系列の市會議員が教育現塲への不介入の名の下に各學校の問題建築を抛置してゐたのも氣になる處。

蔭後雨。父の容態が惡くなつた爲夕刻より緊急手術。手術は滯りなく了。體調が戻るか否かゞ氣になる處。／朝北摂で活断層型地震。有馬高槻斷層帶が震源と謂ふのは一致してゐるが日本經濟新聞は東端生駒斷層帶付近／産經新聞は南端上町斷層帶付近と速報では聊見解が違つてゐた。然程に表層で生ずる大きな斷層地震の震源を即特定するのは六つかしいと謂ふこと。

父の日。蔭後霽。

和菓子の日。蔭時折雨。

暑中見舞の日。雨時折蔭。数値變はらず。嚥下機能以外問題ない状態。／昨日晝過山陽新幹線九州内で不可解な人身亊故發生。小倉付近の隨道前後で撥ねたと謂ふが一般人が這入る様な塲處ではなさゝうなだけに摩訶不思議な亊故也。工亊點檢用梯子で高架に登つたとのことで自殺と視られてゐる。

新月。蔭。身邊が忙しないと註意力が散漫になつたり記憶が缼落したりするので餘計に氣をつけないと手間が増ゑて仕方がなくなる。此迄とは時間配分を變更する必要もありさうな傾。

霽時折蔭。

蔭後霽。夕刻は時折雨模様の蔭。主治醫面談。芳しくないにしても先に進むしかないので検査同意書に署名。／改めて自己世界の完結の爲に他者を巻き込んでみたり犠牲にしてはならないと思ふ。亦犯罪者が類型化されると同一の圖式に嵌る善良な他者にも影響するが故に状況的に天涯孤獨であつても社會的なヒトとして獨りであることは最早許されないと感ずるもの也。

雨後蔭。主治醫より造影検査の確認。晝後病院にて打ち合わせ。